須田幸英税理士事務所 事務所通信 令和元年5月号掲載
「10連休」  
  新元号「令和」がスタートしました。そして、初めての10連休ということでそれぞれいろいろな過ごし方があったと思います。私は、仏事、山菜採り、事務所の木製フェンスへの防腐剤塗り、下手なゴルフ、読書等、そして最終日は事務所で少し仕事をし、例年通り遠くへは出かけませんでした。渋滞・行列が好きでないからです。
 しかし、10連休どころか年間で最も忙しく働いた人も多かったと思います。

 そうした中、「日経トップリーダー」5月号に「貧乏の法則」というコラム が掲載されていましたので一部紹介します。

 自分のことだけを考えていると、人はどんどん貧乏になっていきます。例えば朝から晩まで自分のことだけをやるとどうなるか。自分の朝食を作り、自分の部屋を掃除し、自分の衣類を洗濯する。これでは収入はゼロです。
 料理が苦手、裁縫が苦手、パソコンが苦手、人と会うのが苦手などなど人は数多くの苦手を背負って生きています。自分一人で完結できることなど、現代人にはほとんど皆無でしょう。
 ではどうすればいいか。苦手なことは全部人にやってもらえばいいのです。
その代わりに得意なことでお返しをする。それがこの社会の基本的なルールなのです。
 部品が作れなくてもスマホは持てる。不器用だったとしても髪は切ってもらえる。材料を提供しなくても料理は食べることはできる。それは膨大な人数による物々交換が行われていることで成り立っています。
         (中略)
 誰かのために私がやってあげたことと、私のために誰かがやってくれたこと。前者が多ければそれは貯金という形で残ります。後者が多ければ借金という形で残ります。豊かになりたければ、自分を豊かにする取り組みが必要です。それはつまり誰かの役に立つこと。自分のことだけをやり続けると、人は貧乏になるのです。・・・・・以上です。

 この10連休中、私を含めて「誰かがやってくれたこと」の方が多かったのではないでしょうか?このままでは、借金の方が多くなります。
 連休明けから「誰かの役に立つ」ことをして借金を返して行きたいと思います。



                所長 須田幸英
 事務所通信5月号掲載
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